耳下腺炎の腫れは冷やすこと!いつまで続くの?
- 2014/12/20
- 病気

「おたふくでほっぺが痛い(;Д;)!」
おたふくかぜで有名な【流行性耳下腺炎】は、
子どもから大人まで幅広く感染することもあり、
耳下腺炎の中でも特に患者数が多い病気です。
みなさんの中にも、経験者が
たくさんいると思います。
おたふくかぜにかかると、
ほっぺが痛いですよね…。
なぜほっぺが痛いか、理由をご存知ですか?
調べてみると、この理由にも、
ほっぺの痛みを軽くするヒントが
隠れていました(・o・)!
今回は、この耳下腺炎の腫れについて、
対策等をまとめてみたいと思います!
1.よく耳にする、耳下腺炎とは?
耳下腺炎では、耳下腺が腫れます!
最初に紹介した流行性耳下腺炎は、
おたふくかぜで有名な、主に
子どもがかかる感染症です。
流行性耳下腺炎の原因は、
ムンプスウイルスによる感染で、
潜伏期は2~3週間です。
みんながみんな発症するわけではなく、
中には、知らないうちにかかっていた
という場合もあります。
この場合も、しっかり発症した場合同様、
ほとんどの人はちゃんと免疫ができ、
再度かかることは、ありません。
中にはもちろん、何度か
かかってしまう人もいます。
またそれとは別で、感染症ではなく、
何度も耳下腺炎だけを繰り返してしまう
という人もいるんです。
この病気のことを
【反復性耳下腺炎】といいます。
中学生くらいになれば、
繰り返し感染していた子も、
自然と落ち着いてきます。
しかし、何回も腫れるなんて…。
嫌ですね!(>_<)
耳下腺炎の主な症状としては…。
耳下腺が腫れて痛くなります!
それでは、なぜこの症状が出るのか、
次にまとめてみますね~!(^_^)
2.耳下腺炎で痛む原因とは?
耳下腺炎では、なぜほっぺが痛い( ‘ω’)?
耳下腺は耳の下にある、
唾液が作られる部位です。
ここが炎症を起こすため、
唾液が口の中に流出されにくくなり、
耳下腺に溜まってしまいます。
そういう理由から…。
唾液が分泌される時に痛みます(>_<)!
みなさん、よく考えてみてください。
唾液の分泌されるタイミングって、
食事中だけではありませんよね?
そうなんです。
私たちの身体は、無意識的に行われる機能
として、1日の大半、唾液を分泌して潤し、
口の中をきれいに保ってくれているのです。
…ということは。
1日の大半、痛むということ!
考えるだけで、もう嫌だ(つд;*)!
しかも、唾液分泌量が減少してしまうため、
口の中が乾燥して、口内炎や舌炎もできやすく、
食事をする時には水分が欠かせなくなります。
耳下腺が腫れてから引くまで、
その期間は大体1週間くらい。
この腫れが引かないと、
痛みも治まりません。
さて、この痛みはどうすれば
少しでも軽くできるのか。
次は、その点を
みていきましょう。
3.耳下腺炎の痛みを軽くするには?
身体の炎症部位は、冷やして癒そう!
私たちの身体は、風邪を引いたり、
どこかにぶつけたりして、1年を通し、
身体のあちこちが炎症を起こします。
この耳下腺炎も、耳下腺が
炎症を起こして発症する病気。
その痛みには…。
冷やすのが、一番効果的です(・д・*)!
保冷剤を使うのもいいですし、
冷却シートを貼るのもいいですね!
また、唾液分泌時に痛んだり、
唾液分泌量が減少したりするため、
食事内容にも気を配ってみてください。
【耳下腺炎時の食事内容】
・あまり噛まずに食べれるもの
・酸味や香辛料は避ける
これらを考慮すると、耳下腺炎の時は、
スープやプリン、おかゆ、お豆腐等が
あまり苦痛なく食べられますよ~(。・о・。)!
無理せず苦痛の少ない
食事を心がけましょう!
耳下腺炎の痛み対策まとめ
耳下腺炎は、唾液分泌時に痛みます!
耳下腺炎は、耳下腺が炎症を
起こして発症する病気です。
耳下腺は、唾液分泌を担う部位。
ここが炎症をおこすため、
唾液が口腔内に流出しにくくなり、
耳下腺内に溜まっていきます。
その結果…。
唾液分泌時は特に痛みます!
想像しただけで痛い…(>_<)!
こんな耳下腺炎の痛みには、
効果的な対策があります。
【耳下腺炎の痛み対策】
・水分が多いものを食べる
・咀嚼回数が少なく済むものを食べる
・酸味や香辛料は避ける
これらで、かなり痛みを
回避することができます!
耳下腺炎の痛みは辛いです。
できる対策を、できる限り
実行してみてくださいね!
また、まだかかってない人は、
予防接種を打っておくことで、
かかっても症状が軽く済みます。
大人の方は、まずは免疫があるかどうか、
病院で検査してもらってみてください。
免疫がない場合はもらう可能性があるので、
ぜひ予防接種を検討されてくださいね!

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